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ヤクルト・鎌田 開幕1軍引き寄せた (3/21 Sponichi Annex)
 1メートル84、76キロの細い体がマウンド上で躍動した。ヤクルトのドラフト2位・鎌田祐哉投手=早大=が六回から登板し、先頭の山田をいきなり143キロの直球で空振り三振。この回連打で1点を失ったが、七回以降は巨人打線を無安打。4回を2安打4奪三振の1失点で開幕1軍を引き寄せた。
 「思い切り投げられました」とあどけない顔を崩した右腕。六回には四番・清原を129キロのスライダーで空振り三振に斬り、九回は大学1年時にも4打数無安打に抑えている高橋由をフォークで二ゴロにうち取った。伸びのある直球に2種類のスライダーを駆使。ここまで4試合と6回1/3を6安打4失点で開幕1軍の当落線上にいたが、伊東投手コーチは「実戦向き」と評価。若松監督も「きょうみたいな投球なら残ってくる」と及第点を与えた。
 九回に打席でスクイズのサインを見落とすミスもあったが、八回には左前打を放って打でもアピール。「自分は実戦の方がいいです」と頼もしい言葉で先発候補に名乗りを上げた。
 ◆鎌田 祐哉(かまだ・ゆうや)1978年(昭53)11月30日、秋田県生まれの22歳。秋田経法大付3年夏に甲子園に出場したが、背番号10で登板機会なく、初戦敗退。早大では1年春の早慶戦でデビューし、通算13勝。2年春、秋はエース藤井(ヤクルト)の故障でフル回転し、3年春にはベストナインも獲得した。家族は父・光毅さん、母・美枝子さん。弟・亮太君、1メートル84、76キロ、右投げ右打ち、血液型O。
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ドラ1平本、ドラ2鎌田揃って登板 (3/3 nikkansports.com)
 ヤクルトのドラフト1位平本学投手(22=立命大)と2位鎌田祐哉投手(22=早大)が、今日3日の横浜戦(熊本)にそろって登板し、開幕1軍をアピールする。先発予定の平本はこの日、神宮室内横のブルペンで51球の投げ込み。若松監督、小谷、伊東両投手コーチが見守る中、体重移動を再チェックした。2番手で登板予定の鎌田も40球の投げ込み、新球フォークを試投し、登板に備えた。
 今季、オープン戦開幕の2月24日、日本ハム戦に先発した平本は2回無失点ながら3四球とホロ苦デビューだった。伊東コーチが「主力投手の登板が控えており平本の登板予定はあと2回」というように期待のルーキーも結果がほしい。平本は「抑えることよりフォーム固め中心に行きたい」と課題の制球難克服に懸命だった。また鎌田は同25日横浜戦ではスライダーを有効に使い好投しただけに、新球を武器に開幕1軍当確を目指す。
鎌田2回を1安打1失点(2/26 SANSPO.COM)
 D2位・鎌田(早大)が無難なプロデビューを飾った。六回には小川に二塁打、ドスターに右犠飛を許したものの、2回を1安打1失点でしのいだ。「きょうはいい形でスタートが切れた。でも、犠飛の場面はゴロを打たせないといけないところでした」。前日24日の日本ハム戦では、D1位・平本(立命大)が白星をゲット。負けられないとばかり、開幕一軍に向けて意欲を見せていた。
鎌田 2回1失点(2/26 Sponichi Annex)
 ドラフト2位・鎌田(早大)が初登板。五回からマウンドに上がり六回1死三塁からドスターの右犠飛で1点を失ったが、2回を1安打に抑えた。「結果を残さないと。何とか1軍に残りたいですから」と鎌田。若松監督は「場慣れしている感じがする。球のキレも良くなっているし、先発で投げさせたい」と今後は先発テストをする意向だ。
平本と鎌田、市内観光を楽しむ(2/9 SANSPO.COM)
 D1位・平本(立命大)、2位・鎌田(早大)両投手が市主催の市内観光を楽しんだ。浦添市美術館や米軍基地、車えび養殖場を巡り、"浦添の街"を堪能した。基地では米兵らに囲まれ記念撮影。養殖場では水揚げ直後のえびをプレゼントされ「これはうまい」と2人ともがぶりついていた。
ヤクルト・鎌田、古田相手に120球 (2/8 時事通信社)
 ドラフト2位の鎌田(早大)が、ブルペンで初めて古田を相手に投球し、直球や得意のスライダー、シュートを披露。「古田さんに受けてもらって気分が高まり、実際に試合で投げている感覚だった」と、気持ちの乗った120球を投げ込んだ。
 古田はルーキーの投球を「全体的にはよくまとまっているし、今の時点では合格」と評価しながらも、「これが目いっぱいだったら、きつい。スライダーも絶対に打てないという球じゃない」。期待も大きいだけに、プロの目で厳しくチェックしていた。

古田が鎌田に注文 (2/8 nikkansports.com)
 古田がドラフト2位鎌田祐哉投手(22=早大)のボールを初めて受けた。170球のうち125球を受け「ボールの扱いがうまいし器用そうだね。全体的にまとまっているよ。スライダー?う〜ん、でも今日のが目いっぱいだったら打たれるんじゃない」と注文も忘れなかった。
松岡再来目指しスリム男・鎌田一軍スタート (1/22 SANSPO.COM)
 ヤクルトが21日、沖縄・浦添キャンプの一軍メンバー37人を発表。ドラフト1位・平本学投手(22)=立命大=とともに、2位・鎌田祐哉投手(22)=早大=も名を連ねた。MAX137キロのスライダーを武器にする右腕に、球団側はOBの松岡再来を期待。平本とは対照的にスリムな男が開幕一軍を目指す。
 早大の先輩、小宮山(横浜)ばりの頭脳的ピッチングが売りの鎌田が、キャンプ一軍入りを果たした。
 「キャンプ一軍は目標だったのでホッとしています。まずは一軍の雰囲気に慣れたい。まだ、だれともしゃべっていませんから」
 朗報にも控えめだったが、実はこの鎌田に対する球団側の期待は大きい。通算191勝を挙げた大物OB、松岡弘ばりのしなやかなフォームに、若松監督も「あの細い体形は松岡にソックリ。ピッチャーは細くても心配はない」と太鼓判。
 1メートル84、76キロからの直球はMAX147キロで、137キロのスライダーには自信を持つ。鎌田は「僕は三振より打たせてとるタイプ」と、キャンプで高速スライダーの先輩、伊藤智からアドバイスを受ける考えだ。 現在、戸田のグラウンドで三勤一休の自主トレをこなしながら、卒業試験の勉強もこなす。キャンプインは2月3日の予定。
 「松岡さんのピッチングは正直言って一度もみたことないんです。でもみんなから、良く似てる、といわれるんです」 鎌田がキャンプで、松岡の再来を実証する。
鎌田"松岡2世"襲名へ (1/14 Sponichi Annex)
 ヤクルトのドラフト2位・鎌田祐哉投手=早大=が松岡2世に指名された。13日、若松監督が埼玉・戸田グラウンドで行われている新人合同自主トレを視察。1メートル83、78キロの体の鎌田を見て「線は細いけど走り方もいい。細くても投げられる投手はいるから。松岡みたいにね」と松岡弘氏=評論家=の名を挙げて未来のエースとして期待した。
 松岡氏は78年の球団初優勝時のエースで沢村賞、日本シリーズ最優秀投手賞を獲得。1メートル86、80キロの細身の体から切れのある速球とスライダーを武器に通算191勝を挙げた右腕だ。鎌田もMAX146キロの速球と2種類の高速スライダーを武器とする本格派。同時期に主軸として松岡氏とともにチームを支えた指揮官は「基本的に大学生はキャンプ1軍でスタートさせる」とあらためて1軍切符を約束した。
 ところが鎌田は「(松岡氏の)名前は知ってますけど、現役時代を僕は知らないので?」と戸惑い気味。生まれたのはヤクルトの初優勝から約1カ月後の78年11月30日だけに無理もない。だが指揮官の期待は痛いほど分かっている。卒業に42単位必要なため週3日のペースで午後は学校に通っているが「監督に"自分に負けるな"と言われました。先発で投げたい」と決意を新たにしていた。
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鎌田は卒業試験で合流遅れ (12/30 Sponichi Annex)
 ヤクルトのドラフト2位の鎌田が早大の卒業試験のため来年2月の沖縄・浦添の春季キャンプ合流が遅れることになった。即戦力の期待も大きい鎌田は若松監督から「当然1軍でスタート」と約束されていたが2月1、2日に卒業試験があることが判明。卒業にはあと42単位が必要で「2日の試験だけだったら初日のキャンプイン後に帰って受けるつもりでしたけど?。卒業はしたいから。張り切りすぎても仕方がないので自分のペースでいきます」と話していた。web
ヤクルトD2位・鎌田こまちで太ります(11/21 SANSPO.COM)
 ヤクルトのD2位・鎌田裕哉投手(21)=早大=が21日、東京・新橋の第一ホテル東京で入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1300万円(推定)で仮契約した。体重76キロの細身の即戦力右腕は、生まれ故郷の秋田名産『あきたこまち』を食べ、春季キャンプまでの80キロ到達を宣言した。
 スポットライトを浴びた鎌田の目標は、来春の沖縄・浦添キャンプまでの体重増。そこで、生まれ故郷の名産に目をつけた。
 「あきたこまちで太ります。80キロくらいまで体重をアップしたいんですよ」
 即戦力右腕は、柔和な顔を引き締めた。この日、片岡取締役スカウト担当、小田チーフスカウト、鳥原スカウトのあいさつを受け、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1300万円で仮契約。サインを交わすや、視線をこれからの穀物摂取へと向けた。
 早大のエースとして東京六大学野球通算13勝。1メートル84の長身から投げおろす140キロ台の速球と高速スライダーは、プロの世界で十分に通用する。ネックは、長丁場のペナントレースで投げ抜くスタミナだ。
 鎌田の体重は、通常78キロだが、運動をしないと痩せるため、現在は2キロ減の76キロ。秋田市出身の鎌田は、春季キャンプまでの残り2カ月と10日間で、毎日あきたこまちを摂取。さらに、ウエート・トレとランニングを中心とした練習継続で筋力アップをはかり、4キロ増の80キロを目指す。
 新球の開発にも余念がない。早大時代は直球、スライダー、シュートを多く駆使したが「横だけでなく、高低も使いたいです」(鎌田)と本格的なフォーク習得へ挑む意気込みだ。
 「ひとつひとつが新しいスタート。開幕一軍を目標に頑張りたいです」。伊藤智が1年目の平成5年につけた背番号『20』を背負う"新米"は、大学時代に慣れ親しんだ神宮での雄姿を見すえた。
目標は【伊藤智+川崎】÷2 (11/2 ISIZE SPORTS/BASEBALL)
 早大の鎌田祐哉投手(22)=184センチ、76キロ、右投げ右打ち=は2日、東京・新宿区の同大で会見し、ヤクルトを逆指名した。17日のドラフト会議では2位で指名される予定。東京六大学では通算13勝。MAX147キロの直球とキレのあるスライダーに加え、今秋から覚えたシュートが武器の即戦力右腕だ。「伊藤智さんのような140キロのスライダーと川崎さんみたいなシュートを投げられる投手になりたい」と目標を語った。
早大・鎌田 ヤクルト逆指名へ (10/16 Sponichi Annex)
 MAX146キロを誇る早大の本格派右腕・鎌田祐哉投手が11月のドラフトでヤクルトを逆指名することが15日、分かった。順位は2位指名が濃厚で、公式戦全日程終了後に正式に表明する。シドニー五輪は日本代表候補に選ばれながら最終メンバーに入れなかったが、即戦力右腕として各球団がマーク。近鉄、巨人も獲得に乗り出していたが、秋田出身の鎌田は在京希望だったため近鉄が撤退。本人は早い段階から高い評価を与えていたヤクルトに好印象を持っており、六大学リーグで慣れ親しんだ神宮を本拠地とするヤクルト入りが確実となった。
 鎌田はこの日の六大学秋季リーグ戦法大2回戦では登板はなく、進路に関しては「リーグ戦が終わってからです」と語るにとどまったが、今月28日からの早慶戦終了後にも正式にヤクルト逆指名を表明する。
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